令和5年度紫苑会総会が開催されました
令和5年5月21日(日)三島市民文化会館において「令和5年度紫苑会総会」が開催されました。
5月にしては汗ばむ暑さの中、約300名の同窓生・学校関係者のみなさまにご来場いただきました。
第一部は、永眠会員への黙祷ののち、鈴木愛子会長より紫苑会活動の重要性を在校生からのお礼の手紙を紹介しながらお話しさせていただきました。
来賓代表の高橋健二校長先生からは英語を交えての心温まるご挨拶を賜りました。
総会議事として令和4年度事業・決算・監査それぞれの報告、令和5年度事業計画・予算が挙げられこれらが全て承認されました。令和5年度の役員紹介がされ第一部は閉幕しました。
第二部は、全国高校総合文化祭で受賞歴を誇る「北高箏曲部」の演奏で幕を開けました。
出演いただいた3年生は、入学当初からの自粛生活で発表の機会も限られる中、日々練習をかさねられ、総会では幅広いジャンルの曲目を演奏し、その技術と表現力で観客を魅了しました。
演奏曲目
1.石桁真礼生 作曲「箏のための組曲」 2.WANIMA「ともに」
3.映画『竜とそばかすの姫』より「U」
続く記念講演では「妻のトリセツ」「夫のトリセツ」など数多くの著書を上梓され、メディアでも有名な人工知能研究者の黒川伊保子さんをお招きし「心のトリセツ~人生に劣等感はいらない」と題して講演して頂きました。
講演では「劣等感を生まない対話術」やヒトの「とっさの動作」を4種類に分けてそれぞれの特徴や問題の対処法を解説。
目からウロコのお話に観客はメモをとったり深く頷きながらお話に聞き入っていました。
最後に「笑顔には力がある。表情で勝負が決まる。失敗を劣等感に変える前に表情を変えましょう!」
と締めくくられ、鳴り止まない拍手の中、講演は終了しました。
総会の企画・運営を担当した「令和5年度準備委員会」の吉岡宗代代表は総会を振り返り、「新しい形での2回目の開催となった今回の総会では、現役で活躍している箏曲部3年生の演奏で第二部が幕開け。曲によって奏法が変わり様々な音色を楽しんだ後、人工知能研究者の黒川伊保子先生による講演。成熟した大人として円滑な人間関係を築くためのHOW TOともいうべきお話が聞けました。
懐かしい同窓生との語らいに楽しい時間を過ごして頂き、心に暖かい火が灯ったことと思います。
来年の総会でも、皆様が笑顔で再会できますように!」と語りました。
来年5月26日に開催予定の総会にむけて、すでに「令和6年度準備委員会」が発足。
「紫苑会」の更なる発展に期待がふくらみます。